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◇◇ 2021年10月13日(水) ◇◇

「ペットの飼育困難と高齢社会」

 2021年10月12日(火)
 老犬ホームの緒方心さんから、飼育困難になった飼い主さんから、 犬や猫を預かる活動について、様々な話をお伺いしました。
 高齢社会の進行など、飼育困難になった人たちからの相談は、 全国的に増えているとのこと。
 災害など緊急時に預かれる施設は全国で9施設のみとのこと。



 熊本市では、本年(令和3年)5月「九州動物学院」と災害時の緊急ペット受け入れの協定を結んだそうです。 動物(犬、猫)300頭、100人(ペット同伴)、1週間程度(今後詰める)と言う内容です。

動物の飼育が高齢者の生き甲斐になることで、医療費が2割ほど減少する、との報告もあります。
 熊本市の75歳以上の高齢者医療費は昨年度、約1000億円(本人1割負担)ほど。
単純にその2割、200億円ほどが少なくなる計算です。大変な金額です。
ペットたちの社会貢献は高齢者の癒しだけでは無く、経済面でも功績大です。