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◇◇ 2022年 9月19日(月) ◇◇

「バナナペーパー」

 台風14号は強い勢力を維持したまま、日本列島を北上しています。 皆さんの周りでは被害は大丈夫だったでしょうか。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

私が子どもの頃、父親が入院した時、お見舞いに頂いた果物カゴに入っていたバナナを、兄弟四人で奪い合う!? ように食べた体験があります。当時、バナナは滅多に口に出来ない高級品でした。

そんなバナナは今ではどこのスーパーでも、青果コーナーに山盛りに置かれており、気軽に口にする事ができます。

ところで、調べたところ、日本に輸入されるバナナの75%以上がフィリピンから、ということをご存知ですか。

フィリピン国の一大産業がバナナの生産、輸出と言われています。
ことし、フィリピンの駐日大使が日本政府に、バナナの輸入価格の引き上げを申し入れたことがニュースになりました。

フィリピンでは一大産業のバナナ栽培ですが、必ずしもバナナ生産者や生産従事者の生活を潤す程ではないようです。

東京の二男から、バナナの茎の繊維を紙にして作った名刺が送られてきました。
食べるだけではなく、これまで廃棄処分されていたバナナの茎を紙にする「バナナペーパー」と言う別の発想でした。 バナナに付加価値を与えることも、これからの新しいやり方ではないかと感じた次第です。

送られてきたバナナペーパーで作られた名刺