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中学生イラスト ※※ 目 次 ※※

・杉本陽子先生算数講演会(6月9日 日曜日)

・第2回 保護者のための算数教え方教室(6月29日 土曜日))

杉本陽子先生算数講演会(6月9日 日曜日)

教材を使ったワークショップ型の講演会です。
講師の杉本陽子先生は、福岡県飯塚市のLD・ADHDの通級指導教室の先生で、どの子にもわかる工夫をすることで、 日本全国で講師として活躍されている先生です。『特別支援はじめのいっぽ』の著者であり、たくさんの教材を開発されています。 3月のプレ大会で作った「たしひきボード」と「たしひきものさし」も杉本先生の本に載っていたものです。
 今回の研修は、教材を開発された杉本先生から直接ワークを受けることができるチャンスです。 教材のねらいや使い方などを教材に触れながら学びたいと思います。また、杉本先生には、お子さんにすぐ使えるように、 教材の販売もお願いしてあります。購入はされなくても、教材づくりのヒントが満載ですよ。

1.期 日  2019年(令和元年)6月9日 日曜日

2.日 時  午前9時~午前12時

3.場 所  パレア9階 会議室4

4.参加費  1000円

5.定 員  45名

6.内 容  講演「子どもたちに学びを支える支援のアイディア」

~子どもたちに「わかった」の笑顔と「できた」の自信を届けよう~

飯塚市立飯塚小学校 杉本陽子 先生

主な内容

・お勧め教材(市販の玩具が、使い方次第でこんな教材に変身します!)

・数や計算で困っている子どもの理解、教材紹介、指導のアイデア

・単位や図形が苦手な子どもの理解、教材紹介、指導のアイデア

・不器用さのある子どもへの支援教材と指導のアイデア

・支援教材を活用した授業や学習ゲームの体験から支援のヒントをつかもう

杉本先生からのメッセージ

 ひとことで「算数が苦手」と言っても、その姿はさまざまです。文章題の立式はできるけど計算に時間がかかる子どももいれば、九九の暗唱は正確だけど九九の意味は理解できていない子、計算の手順は覚えているけれどその意味はわからない子どももいます。そんな姿に出会ったとき、「この子の計算スピードを上げるにはどんな手立てがあるだろう?」「この子に九九の意味を分かってもらうにはどんな教材が必要かな?」「この子が手順を確実に覚えられるにはどんな練習方法があるかな?」と考えています。
 同じように手順を覚えられない子どもでも、歌で覚えた方が楽な子どももいれば、手順表を使った方がいい子どももいます。また一言で手順表と言っても、1枚に手順をまとめたものが使いやすい子どももいれば、一つひとつの手順を1枚ずつに分け順番にカードをめくりながら確かめた方がわかりやすい子どももいます。同じ教材を使っても、その子が困っている内容によって、言葉のかけ方や使わせ方が変わってくる場合もあります。
 個々の子どもの学び方に目を向け、算数の指導で使える支援教具の紹介と体験、指導方法の提案をさせていただきたいと思っています。また、なぜその教材が必要なのか、バリエーションのある活用方法や教材の作り方なども丁寧にお話していきます。カードを使った学習ゲームや、不器用さを補う支援教具など実際に手に取って試してみたり、グループで授業体験をしたりしながら支援のヒントをつかんで頂きたいと思っています。
 「あの子にはこれを使いたいな」「この子にはこんな方法で教えよう」というアイデアがあふれ子どもたちとの授業が楽しみになるような、そんな時間にしたいと思っています。

【杉本陽子先生のプロフィール】

福岡県飯塚市生まれ。特別支援教育士。飯塚市発達支援アドバイザー。小学校の通常学級担任、特別支援学級担任を経て平成19年度からLD・AD/HD通級指導教室の担当。子どもの「困った」姿を見ると、その「困った」を応援する教材アイデアが自然に溢れ出すのが特技。その溢れるアイデアが本当に使える教材になるまでには、試しては何度も作り直しをしてくれる最強の通級スタッフや教材作成ボランティアに囲まれているからでもある。著書は『特別支援教育はじめのいっぽ』、『国語のじかん』、『漢字のじかん』(学研)など。

お問い合わせ: 熊本市立東町小学校 森川義幸  (090)7458-8063 または kirin5tarou@icloud.com

第2回 保護者のための算数教え方教室

 8月17日~19日に数学教育協議会の九州大会を九州学院で開催します。 本大会では、一日目(17日)の午前中に特別支援教育算数講座「ぼくは、かしこくなりたいんだ」 ~子どもたちの未来を切り拓く~ というタイトルで、 3月のプレ大会にも参加して頂いた倉澤明子さん(広島)をお呼びしています。 二日目(18日)の午前中に「~わかる楽しさ、自分への自信につながる特別支援の算数のために~ 親が気付きたいこと、出来そうなこと」というタイトルで 拝郷万理さん(奈良)をお呼びして、保護者分科会を設けました。それに向けた算数の学習会を下記の通り、6月29日土曜日に行います。
 今回も、4月に引き続き、特別支援教育でお悩みをお持ちの保護者の方を対象にした学習会になります。

1.主 催  熊本県数学教育協議会

2.日 時  2019年6月29日 土曜日 13時~16時

3.場 所  ひまわりクラブ(認定こども園エンゼル保育園内)熊本県熊本市東区佐土原1丁目22-20

4.参加費  無料

5 内 容
 ◆自己紹介 参加者のニーズ(今日聞きたいこと、悩んでいることなど)
 ◆「算数の学習のために知っておきたいこと」  東町小学校 森川義幸
 ◆参加者からの質問
    プレ大会後、あるいは、4月の教え方教室の後、取り組んだことがあれば、お話しして頂いたいて、
    その中で困っていることについて、解決へのヒントや次のステップについて、話題にしていきたい
    と思ってます。
 ◆アプリ紹介
    遊びの中で、数や量、形についての理解を深めるアプリの紹介です。



@ 熊本県数学教育協議会  TEL:096(370)1225